2,材料の発注をする

airon works

設計図から読み取り自社用の図面を作図して、承諾を受けました。この続きになります。

物件ごとに必要な部材、(ピース)が異なってきます。一つ一つ条件にあう材料や必要な寸法に切断しないといけません。規格の素材から切り出しをする。その後ジョイント用の孔を開ける。これを1次加工といいます。余談になりますが、孔(=あな)の書き方に違和感を感じた方、穴じゃないの?と思われましたよね。鉄骨の業界では貫通するあなを孔と表します。では穴は?貫通してない円形のくぼみを穴と表します。

この1次加工をするために必要なものは何でしょう。リストが必要になると思います。このリストアップする作業のことを材料拾いといいます。材料を拾い確認=材質、寸法、孔加工の寸法ざっくりこれらを確認していきます。複数人で作業されているようならば、お互いに確認し合うようにして、間違いがないようにしていきます。

弊社では、1次加工は協力業者さん(外注さん)にお願いしています。なので発注書を相手に分かりやすく、そして間違いにくくなるように書くことが必要になってきます。図解を入れて数字を入れて見やすいようにします。打ち合わせをして納期の決め事をしたら後は待ちます。

弊社のように1次加工を協力業者さんにお願いしている鉄骨屋さんは珍しくありません。1次加工を専門としている会社さんがありまので、そこにお願いをするようにしています。

ではなぜ、外注さんにお願いするのかと思われた方がいるかもしれません。自分たちでやったほうが安く済むのではないかと。

加工をするのに必要な機械が変わってきます。必要な機械を揃えたとしても場所(敷地)がない。など、専門としている業者にお任せしたほうが結果速いなどのメリットが多いと思います。デメリットとしては、必要装備が専門装備ではないので、自分たちで1次加工を少量やらないといけないタイミングがあるとしたら慣れていないので、大変(泣)「餅は餅屋」でやったほうがいいですね。

今回はこれにて失礼します。次回またお会いいたしましょう。

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