8,建て方(製作した製品を組み立てる)

airon works

設計図で指定された場所(現場)に指定された製品を取り付けます。

鉄骨は鉄の塊です。建物の大きさになるととても人が持てる重量ではありません。そこでクレーン車を使って一つ一つを吊り上げて組み立てていきます。

組み立てるのも順序がでてきます。柱を建てなければ梁が取り付けできない。取り付けするためにはどうすれば建てて接続していけるかを計画しなければいけません。

ここでも、協力業社(鳶(とび))鉄骨を組立ててくれる専門業者にお願いします。高い場所まで上がっていき、柱を建てて梁を接続してくれます。接続方法はボルトを使って組み立てます。

ここで柱と梁の簡単なイメージを紹介します。

柱はイメージがし易いと思います。馴染みのある言葉だと思います。イメージでは縦を支える部品になります。建物は立体になっています。2階3階と階数を重ねていくのに上へ上へと伸びていきます。それを支える役目をします。

梁(はり)

あまり聞き慣れない言葉になるかもしれません。実際僕はこの業界に入るまで知りませんでした。(ただの無知だったのかもしれませんけど)馴染のある言葉には思えません。

梁とは柱と柱を接続する部品になります。梁のイメージはといいますと、横を支える(平面を作る)部品になります。柱と梁、梁と梁を接続して床部分を構成していきます。

大きく2つのカテゴリーを一つにまとめていく、そしてジグソーパズルのように決められた場所に決められたピースを接続して大きな製品になります。

この工程は今までの工程の答え合わせをする工程になります。間違っていれば取り付けするのに障害が出たり、取り付け自体が出来ない場合もあります。その時々で、どうすれば取り付くのか。どこが間違っていてどこを直せば取り付くのか、正解はどうなっているのかを理解する必要があります。

作品の集大成がここで見られるわけです。

今回はこれにて失礼します。また次回お会いいたしましょう。

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