埼玉県川口市にある鉄骨屋です。
僕オガタカは、その工場に勤務すること20年を超えてきました。
僕が入社した頃はRグレード工場でした。その頃の僕はここまでこの業界にお世話になることを考えていませんでした。そもそもそんなことを考えながら就職する人はいないと思いますが・・・
グレードとは何?
鉄骨屋さんには会社自体を国土交通大臣に認可をしていただく、有効期限付きの資格のようなものがあります。それがグレードと呼ばれるものになります。
グレードの内訳は 「J」 「R」 「M」 「H」 「S」 この5つのランク分けがされています。
J=ジュニア
R=レギュラー
M=ミドル
H=ハイ
S=スーパー
各々英語表記の頭文字を取ってランク分けになっています。
このグレードは仕事の受注範囲の制限が解除されていく、製作範囲が広がるイメージです。管理体制をしっかりと示して国土大臣に認めてもらう、(代行の方が来られるのですが)審査に合格した工場が5年間資格を維持できます。この審査を「認定」と呼びます。
最初のMグレード取得、この時は取得に失敗したのを覚えています。当時まだまだ多くを知らない僕はなぜ落ちたのかを深く考えることはありませんでした。でも今ならばどうして駄目だったのかを考えるだけの知識を蓄えることができました。当時の敗因は審査員の質問に対して「前向きに取り組みます」という内容の返事が出来ていたら合格をいたでけていた「かも」しれません。
今ではMグレードを取得して今度3回目の更新を受けることになります。
続けることが力に変わる
維持することは、成長をグラフで表すとすれば横這いに見えますが、実際には下降気味を意味することだと思います。
常に周りは変化していて新しい情報を取り入れていかなければ衰退していくことでしょう。横這いでは駄目。確実な成長を獲得していかないとと感じます。
どんなに小さくても自分の成長が有りその後に会社の成長があるのだと考えます。
この成長こそ自分のモチベーションに直接繋がってくるものであると思います。
この業種は自分の成長がある程度見える技術職になります。そしてガテン系であります。動かなければ仕事は進みませんし、覚えることもありません。とにかく行動すること。そして慣れてきたならまず考える。行動の結果を考える。見通せるようになれば当然失敗を減らすことが出来ますよね。これはどででも通用する考え方であると思います。
こうして自分で自分のブランド価値を高めて行けば時間単価が上がっていき、結果年収が増えるようになります。これもどの業界でもどんなタイミングであっても変わらない事実だと思います。
自分を売り込む1番の営業マンは自分なのですから、となりの同僚が売り込んでくれるはずはないでしょう。売り込むのならばまず自分からでしょうね。この営業の方法にも人の数だけ選択肢が存在するでしょう。営業方法も考えなければいけませんね。
この考え方を軸に自分はどのようになりたいのかを見つけ出さなくてはいけません。近道はないのだと思います。
地味な努力の先に日々新しい知識を身につけ、自分自身の商品価値を他の人に認めてもらうことが、自他共に認める事が出来る成長の証になることでしょう。
自分だけの評価ではなく。周りにいる一緒に働く仲間たちに良い評価をしてもらうためにも、地味な努力は欠かせない成功の一助になるはずです。
僕自身の勉強のためにも、もう一度整理していきたいと思います。
ぜひ、よろしくお願いいたします。